日本から正しい道を歩む
いま思えば私のヨーロッパでの生活は長い長い瞑想の中にいるようでした。
Shraddha: Faith(信念)を通して絶えず歩み続けたこと: Abhyasa: Pratice (継続のある実践)、そしてその都 度起こる障害を手放してきたこと: Viraga : Non-attatchment( 離欲)が私のAdvanced Certified Teacher(ア ドバンス正式指導者)になるまでの道を確かにしてくれました。私はただ与えられた道を謙虚に歩んだまでで した。
もしアドバンス正式指導者になって成し遂げたい明確な目標があるのであれば、そしてなった後も丁寧に深 い知恵をシェアしていきたいのであれば、500時間のJTAPのトレーニングを受けることを強くおすすめしま す。
あえて一つアドバイスを言うとするなら、いったん決めたら、その目標からブレないことです。
JTAPを受講する期間もアドバンス正式指導者になるための準備期間も、期限を決めて受けることが大切で す。
ジヴァムクティヨガが瞑想を取り組む際に勧める3ステップとやり方は同じです。 Choose your seat (your goal) : 選び Be still (be present in your life): 今この瞬間にいながら Focus : 集中する
この繰り返しです。おかげで私の英語での指導スキルは間違いなく上がったし、指導者としての自信もつき ました。
ヨーガ・スートラには「弟子の準備ができたらグルが現れる」という言葉があります。 この世界でより多くの人に貢献できるような人であれるように準備をしてきたからこそ、この道が私の前に 現れました。そして受け入れたからこそ、JTAPを修了し、アドバンス正式指導者になったのでしょう。
何か大変なことが起こる度に、私は人生のバイブルでもあるヨーガスートラを開くことにしていました。聖 典は私を時には航海図のように、広い海を迷わず進めるよう導くし、時には友達のように、寄り添い励まし てくれます。
人生の一連の「浮き沈み」の出来事を経験し、空から世界を観察する鳥のようにそれらを長期的に見ると き、私たちは何も問題がないことに気づきます。さまざまな国での生活 (実際、私はヨーロッパにいる間、バルセロナ、ロンドン、パリ、ベルリンの 4 つの都市に滞在しました… すべてジヴァムクティのために) の 中、私は多くの問題を抱えていましたが、ヨーロッパでの滞在を振り返っても、今では大したことではな かったと感じているのは、私がヨガの正しい道を歩んでいるからです.すべてが理にかなっています。全てが 起こるべくして起こっているから。
私たちがしなければならないのは、集中して自分の内なる世界にズームインし、多様性と観察を受け入れて ズームアウトすることだけです。だからアドバンス正式指導者になっても何も変わらない。真実は常に 1 つ です。私がどこにいても、私がすることは 1 つだけです。それは、”自由”という解放に向かって正しい道を 歩むことです。あらゆる存在への思いやりを通してこの道を歩みたいという思いは、私のヨガ人生において も変わることなく続いていきます。
Yuri OGAwa
小川 友里
ジヴァムクティヨガ 800hアドバンス正式指導者
公式ウェブサイト
https://yuriogawa.jp